2軸傾斜計を用いた杭打設時の鉛直性管理システム
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本機を技術提案・施工計画等でご検討頂く際には、弊社営業部まで 当該機在庫状況をご確認頂きますようお願い致します。 |
● 従来工法 | ケーシングの鉛直精度は、下げ振り・水糸、トランシットを用いて計測管理されていました。 |
● 従来手法課題 | 従来手法によるケーシング姿勢操作では、ジャッキ操作者以外に、別途計測者を必要とし、また計測には数分の時間を要する為、鉛直精度管理は、熟練を要し、かつ掘削圧入過程のでの姿勢補正は非常に困難な作業でした。 |
● 提案目的 | “クイモニ” は、ケーシング鉛直精度を2軸傾斜計を用いてリアルタイムに計測し、 掘削過程での鉛直精度をジャッキ操作者単独で確認・補正します。 |
● 提案手法 |
ケーシング鉛直角の計測は、ケーシング外周を把持するジャッキベース部に搭載した2軸傾斜計で計測され、計測結果を無線でジャッキ操作盤に配置した小型PCへ送信表示します。 |
対象工種 バイブロ工法・打撃工法への適応に関しては、事前にご相談ください。 |
技術提案 |
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≪特徴≫ |
ケーシング姿勢角を建ち管理精度1/300でリアルタイム計測し、現在のケーシング姿勢角の鉛直誤差量をジャッキ操作者へ図化表示します。 |
≪効果≫ ● 施工プロセス ● 品質・管理 の改善 |
ジャッキ操作者は、モニタに表示される鉛直精度管理円を確認し ジャッキ操作を行うことで、ケーシングを鉛直に建込むことが可能となります。 |
● 定量的表現 | 建ち精度1/300で計測した姿勢角をモニタ表示する鉛直精度管理図をもとに、施工精度1/100で建込操作を目指します。 従来必要であった計測者や合図者が不要で、操作者単独での作業が可能となります。 |
● 留意事項 |
施工前に、ケーシングジャッキへ傾斜計の取付け工事が必要です。また、使用するケーシングジャッキのケーシング把持精度により、鉛直角に計測誤差が発生する恐れがあります。 |
設置例 |
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全周掘削工法への適応例 | 鋼管杭埋込工法への適応例 |
システム概要 |
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クイモニ システム構成 (建ち管理システム) |
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