撹乱揚泥ポンプを用いた スライム処理精度の見える化で、 |
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本機を技術提案・施工計画等でご検討頂く際には、弊社営業部まで |
● 従来手法 |
オールケーシング工法での孔底処理(スライム処理)は、ハンマグラブでの掘削後に、孔底へスライムバケツを設置することで、孔内水に浮遊するスライムの沈殿分を回収する手法が用いられてきました。 |
● 従来手法課題 |
ハンマグラブを用いた掘削は、シルトなど流動性の高い残土を回収することが困難であり、また掘削面の平面性も確保し難く、孔底面に掘削残土が発生する恐れがあります。 また、スライムバケツを用いたスライム処理は、ハンマグラブによる掘削残土の上にバケツを設置するため、最終的に杭底面の平面性が十分に確保されない恐れがあります。 |
● 提案目的 | 本提案では、杭底面の平面性と杭先端のコンクリート品質の維持・向上を目的とします。 |
● 提案手法 | ハンマグラブでの孔底掘削残土を水中撹乱ポンプを用いて、揚泥回収する孔底処理・スライム処理を行います。 ※オープンケーソンでのスライム処理にも適用可能です。 |
技術提案 |
≪特徴≫ |
Auto-Slime Lightで用いる水中撹乱ポンプは、通常ポンプに撹乱噴流機能を追加搭載した、孔底スライム回収用ポンプで、孔底残土を撹乱流による限界流速で浮遊させ揚泥回収します。 |
≪効果≫ |
揚泥処理の施工プロセスは、泥水密度を地上に配置した泥水密度計で、リアルタイム計測し、孔底残土の回収進捗を定量的に施工管理します。 |
● 品質・管理の改善 ● 定量的表現 |
孔底残土の回収(平面性の確保)とスライム処理完了の判断指標は、孔底深度の複数点計測(±○○cm以下)により平面性を確保し、孔底からの揚泥密度値が、削孔上部の泥水密度値同等の数値であることで、スライム回収の精度確認とします。 これにより、コンクリート打設時のスライム巻込みによるコンクリート品質の劣化や、杭頭品質の劣化を改善できます。 |
● その他 |
[管理値の設定] |
本機を技術提案・施工計画等でご検討頂く際には、弊社営業部まで 当該機在庫状況をご確認頂きますようお願い致します。 |
Auto-Slime Light 動作イメージ |